LinQ 安藤千紗すくすく成長中

[ 2018年6月21日 09:25 ]

 今春3月に高校を卒業した安藤千紗(18)。昨年8月にデビューし、7人体制のLinQでも最年少メンバーとして、存在感は増している。安藤の近況、9月1日の999円ライブに向けて走りだしているメンバーの今を取り上げる。

 昨年8月にデビューしてから、着実に成長している安藤。加入後は11人だったLinQも、今年4月から7人体制になるなど、変化があった。「あっという間で、いろんなことがあったけど、毎日が楽しいです」と充実の表情を浮かべる。

 5月に7周年記念公演を完走したメンバー間には、いい変化が起きている。安藤が「少なくなって、自然と全員で円になって話す機会が増えた。無意識です」と言うように、レッスン中から積極的に意見交換することが増えた。

 LinQは週末を中心に行っている定期公演で、公演ごとに違う特典をつける企画で盛り上げている。カップル特典、遠征特典などさまざまだ。女子無料公演では日頃は聞けない「キャー!」という黄色い声援が新鮮だった。「企画に合わせたMCができるし、楽しい。(充実感が)膨らんだ1公演、1公演ができている」。この企画は今後も継続される予定だ。

 真面目だけではない。LinQは、はっちゃけるときは、全力でやる。CM撮影で海に行った際は、勝った人が他のメンバー6人にアイスクリームをごちそうする「男気じゃんけん」を開催。高木悠未がごちそうすることになった。「仲がいいけん、できることです」と最年少の安藤は感謝する。

 安藤は海で“ゴチ”になった高木に写メしてもらった。「かわいい!って言って撮ってくれた」と照れ笑い。普段はエアコンをつけた部屋にいる“インドア”派だったが、海を楽しんだという。「千紗の夏はもう終わったかな」と苦笑いした。

 9月1日に行う福岡市のDRUM LOGOSで開催される「LinQの日」直前ライブのタイトルも決まった。999円で行うライブのタイトルは「私たちがLinQです!アラタメマシテハジメマシテ。」。古くからのファン、ファン歴が浅い人に向けても“改めまして”の思いが込められている。夏、秋と忙しさが増す今後に向けて、安藤は「また気持ちを入れてみんなでやっていきたい」と意気込んだ。

 ≪天野なつ卒業公演「泣きそうになった」≫2代目リーダーの天野なつ(24)の卒業公演「『RESTART』〜旧LinQ大集合スペシャル〜」が9日に福岡市の天神ベストホールで行われた。卒業メンバーも集まったイベント。天野は公演前、全員にクッキーを付けた手紙を配ったという。安藤にとって天野はデビュー前から優しく声をかけてくれた、頼れる先輩。「ほんと大変やったよねって書いてあって、泣きそうになった」と安藤は振り返る。MCでは、卒業メンバーで現在はプロレスラーとして活躍中の伊藤麻希(23)とトークを展開。公演後に伊藤から「千紗ちゃんさ、思ったよりサバサバして好きなタイプだった」と言われ、うれしかったという。天野のパフォーマンスを目に焼き付けた安藤は「LinQの一員としてもっと頑張ろうと思った」と気持ちを新たにしていた。

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2018年6月21日のニュース