坂上忍 日大・大塚学長の会見にあきれ顔「しゃべればしゃべるほど損をする」

[ 2018年6月4日 13:23 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(50)が4日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で1日に会見した日大・大塚吉兵衛学長(73)について「言っていることがちんぷんかんぷん」とあきれ顔を見せた。

 大塚学長は1日の理事会後に文部科学省及びスポーツ庁を訪れ、内田正人元監督(62)の常務理事を辞任、第三者委員会の設置などを報告。その後、報道陣の取材に対応した。会見で、内田元監督と選手の意見が対立していることについて「逃げているわけではないが、あれだけ意見が全く違うので、学生をかばうつもりはありますが、かみ合っていない部分もある。(関東学連の判断には)どうしてあそこまで否定されるのか」。これまで理事長が会見など公の場で発言していない点については「現在は第三者委員会にお任せしておりますから、その折には理事長から報告することになる」などと回答している。

 坂上は「(これまでの対応は)すべてにおいて遅きに失した。(第三者委員会の調査)結果が出るのがまた遅いのよ」とバッサリ。大塚学長の会見には「しゃべればしゃべるほど、損をするのがこのおじさんたちではないでしょうか」「この期に及んでこういう言葉が出てきちゃうんだ」「言っていることがちょっとちんぷんかんぷん」「公の席に出てきて、あのお年でもうちょっと日本語、何とかしてよ!って思っちゃう」と厳しい言葉を投げかけた。「日大の一部の上層部の方たちは(騒動を)自力で引っ張っていってくれているんですよ、僕らのために」と日大側の上層部の言動で自ら騒動を長引かせていることをチクリと刺した。

 終始歯切れ悪い会見に「あの年齢になって何を守るんだ。目の前に守らなきゃいけない学生がいるのに、もっと年寄りを守ろうとしている」と怒り心頭。弁護士7人で構成される第三者委員会には専門家が入っておらず、調査に時間がかかることにも「2カ月かかるから、また自力で引っ張っちゃっている」とあきれるばかりだった。

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2018年6月4日のニュース