広瀬香美代理人が反論 元事務所側主張に“一方的独立宣言”の「事実はございません」

[ 2018年6月4日 17:39 ]

歌手の広瀬香美
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 歌手の広瀬香美(52)の元所属事務所からの独立問題をめぐる芸名使用禁止騒動について、広瀬側の代理弁護士が4日、報道各社にFAXを送信。一連の騒動で、元所属事務所オフィスサーティー側の主張に反論した。

 広瀬の代理人は「平成30年2月以降、当事者間及び代理人間で解決に向けた話し合いを行ってきたところ」と経緯を説明。「広瀬香美としましては、株式会社オフィスサーティーとの間の様々な問題を一つずつ解決することによって、互いが納得できる結論に至ることを希望しておりました」と円満解決を願っていたことを強調しつつ、「双方の感情のすれ違い等により、話し合いが困難な状況となり、広瀬香美のアーティスト活動にも支障が生じるようになったこと」とやむを得ずの処置で5月21日に契約解除通知を行ったとした。

 さらに「アーティスト活動に関する一切の契約を解除する旨の通知を送付した上で、独立するに至った次第であり、株式会社オフィスサーティーの述べているような、「事前の相談もなく、一方的な『独立宣言」を発表」したとの事実はございません」とオフィスサーティーの平野ヨーイチ氏(63)が主張する一方的な独立宣言はなかったとした。

 代理人間での協議は現在も継続中であるとし、「広瀬香美としては引き続き、話し合いを通じた本件の解決に向け、誠実に対応して参りたいと考えております」とした。最後に、報道各社にも「当事者間の冷静な話し合いに必要な環境づくりのために御協力を賜れば幸いです」と呼びかけた。

 広瀬は5月28日に自身のフェイスブックで、同21日付で「オフィスサーティー」と契約解除し、独立することを発表。「オフィスサーティー」側は同31日にファクスで「芸名を使用した芸能活動の禁止を求める」などとし、芸名を使用して活動した場合、加担した第三者に対しても法的措置を取る可能性があるとしていた。1日には、代表の平野氏が説明会見を行い、広瀬と2月から話し合いを続けてきたが決裂していることを明かし、広瀬に芸名使用禁止を求めたのは「騒動をいったんフリーズさせるため」と説明した。

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2018年6月4日のニュース