強制わいせつ逮捕のグイグイ大脇 所属事務所「本人は容疑認め、反省している」

[ 2018年6月4日 23:39 ]

グイグイ大脇
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 大阪府警茨木署は4日、路上で10代女性の体を触るなどしたとして強制わいせつの疑いで、お笑い芸人・大脇拓平容疑者(38)を逮捕した。同容疑者はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し「グイグイ大脇」の芸名で活躍している。本人は「間違いありません」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は4月19日の午後8時半すぎ、JR京都線の車内で被害女性と大脇容疑者が偶然、乗り合わせ「大脇さんですか」などと女性が声をかけた。2人は茨木駅で降車したが、同容疑者が女性に付きまとい、商業施設のエレベーターに乗りこんだところで同容疑者が無理矢理キスをしたり、服の上から胸や下半身を触った。女性は怖くて声も出せなかったという。女性は逃げたが、路上で再び肩を抱いたりキスをされた。当日夜、女性は茨木署に被害届を出した。女性にケガはなかった。

 防犯カメラなどを確認の上、4日朝、逮捕。大脇容疑者は「酒に酔っていた。好みのタイプの女性だった。(容疑事実は)間違いありません」と全面的に認めている。

 大脇容疑者がレギュラー出演しているMBSラジオ「サンデーライブ ゴエでSHOW」(日曜前11・00)は「3日の放送には出演しました。10日の出演は見合わせ、それ以降については所属事務所と協議の上、対応します」と毎日放送広報部。また、サンテレビ「情報スタジアム 4時!キャッチ」(月〜金曜後4・00)も「8日の出演は見合わせ、それ以降については所属事務所と協議の上、対応します」と同局編成部は話している。

 大脇容疑者の所属事務所は4日夜までに弁護士が接見して協議。「本人は容疑を認め、反省しているようです。明日(9日)以降の捜査状況を見て、会社としての処分を検討します」と所属事務所担当者は説明した。

 大脇容疑者は神戸市出身。同志社大文学部を中退し、2004年に吉本興業入りした。当初はコンビを組んでいたが、12年8月からピン芸人として活躍。親が英語教師をしていたおかげで英語は堪能。海外から芸人を呼ぶ「THE舶来寄席」なとのイベントで司会も務めている。

 また、自宅近くの公園で子供と遊ぶ姿が目撃されている。小学校に通い始めた子供が、学校で「うんちができない」といったのをきっかけに子供のための「うんち体操」の動画を広めようと、クラウドファンディングで100万円を集めるよう呼び掛けた。3月末までに目標額を突破。4月27日、自身のツイッターで「211万円も集まりました」と投稿。快諾してくれたラッキィ池田(58)に振り付けをお願いして近々「うんち体操」を世に出そうとしていた矢先の事件となった。

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