仙道敦子25年ぶり連ドラ出演 7月スタート「この世界の片隅に」ですずの母役

[ 2018年6月4日 12:19 ]

上段左から二階堂ふみ、宮本信子、村上虹郎、下段左から木野花、仙道敦子、塩見三省、ドロンズ石本
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 女優の仙道敦子(48)が7月スタートのTBS日曜劇場「この世界の片隅に」(日曜後9・00)に出演することが4日、同局から発表された。仙道の連続ドラマ出演は「徹底的に愛は…」(93年、TBS)以来25年ぶり。ヒロインすずの母・浦野キセノを演じる。

 「この世界の片隅に」は、累計120万部を突破した、こうの史代さんの原作漫画(双葉社刊)。16年にアニメ映画化された。太平洋戦争の最中、広島県の江波(えば)から呉に嫁いだすずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常を描く。すず役は、3000人のオーディションから選ばれた松本穂香(21)、すずの夫を松坂桃李(29)が演じる。

 4日に仙道ら追加キャスト陣が発表され、二階堂ふみ(23)がすずと奇妙な友情を育む遊郭の遊女・白木リン、村上虹郎(21)がすずの幼なじみで淡い初恋の相手・水原哲、宮本信子(73)がすずの祖母・森田イト役。このほか、すずの父・浦野十郎役は、広島県出身のドロンズ石本(44)、北條家の隣人家族の母で、主婦仲間のリーダー的存在である刈谷タキ役を木野花(70)、隣人家族の祖父・堂本安次郎役を塩見三省(70)がそれぞれ演じる。

 脚本は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる岡田惠和さん、演出はTBS系ドラマ「カルテット」「逃げるは恥だが役に立つ」を手掛けた土井裕泰さん。作曲家の久石譲さんが、民放の連ドラでは約24年ぶりに音楽を手がける。

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2018年6月4日のニュース