安藤キャスター 日大・内田監督の指導に「名将ですか?」

[ 2018年5月17日 16:04 ]

安藤優子キャスター
Photo By スポニチ

 安藤優子キャスター(59)が17日、メーンキャスターを務めるフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」(月〜金曜後1・45)に出演。アメリカンフットボールの関学大と日大の試合で日大選手による悪質な反則行為で選手が負傷した問題に関連し、日大の内田正人監督(62)の指導について「これは名将ですか?」と首をひねった。

 6日の定期戦で日大の選手が関学大QBに悪質なタックルを見舞った問題。関係者の話では、試合前のハドル(作戦会議)で内田監督が当該選手に指示を出したとされているが、日大広報部は「違反しろという指示は出していない」という内田監督の証言を発表し、監督の指示を否定。当該選手は「“反則をやるなら出してやる”と監督から言われた」と周囲に話していたともされ、両者の意見は対立。問題発覚後、内田監督は公の場には出てきていない。関学大側は17日に会見を行い、日大から届いた回答書に「誠意ある回答とは判断しかねる」と不服を訴えた。

 番組では、内田監督を“名将”とし、その厳しい指導方針についても特集。選手にとっては「内田監督は絶対だった」という状況から、安藤キャスターは「(やれと)言われたらやるしかない」と選手の気持ちをおもんばかった。また、「甲子園ボウルのハーフタイム中で、特定の中心選手をののしり、他の選手たちのいる前で暴力を振るった」「1年生が何度もボールを落とすと、4年生の選手に対し、『お前のせいだ!』として4年生に暴力を振るわせた」という日大OBの証言を紹介。そんな情報に、安藤キャスターは「これは名将ですか?」と疑問の声。「アメリカンフットボールというスポーツ自体の危機でもある。ぜひとも暴力が本当になくなって、気持ちのいいプレーを取り戻してほしい」と続けた。

続きを表示

2018年5月17日のニュース