高畑勲氏 最後の外出は落語会だった…涙の小三治「そんな思いで来てくれたのか」

[ 2018年5月15日 14:27 ]

高畑勲さんとの思い出を語り、涙する柳家小三治
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 4月5日に死去したアニメーション映画監督の故高畑勲氏のお別れの会が15日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で営まれた。お別れの会委員長は盟友・宮崎駿監督(77)が務め、山田洋次監督(86)、岩井俊二監督(55)、宮本信子(73)、瀧本美織(26)ら関係者約1200人が参列した。

 高畑監督がファンだった落語家の柳家小三治(78)は「亡くなったとは思えなかった」と複雑な思いを告白。「若い頃から案内状を出したことがなく、高畑監督にも出したことないのに、年に何回かは奥様と2人で落語会にきてくれた」と明かし、高畑監督の最後の外出も小三治の落語会だったことを聞かされると「そんな思いで来てくれたのかと思うと…」と涙をぬぐった。

 「平成狸合戦ぽんぽこ」で声を担当した野々村真(52)は「残念です。こんなに早いとは思いませんでした」と悔やみ、「すごい偉大な監督だと改めて感じました」と語った。そして監督の作品に出演したことを「僕の人生の中で最高の宝物」としのんだ。

 「ホーホケキョ となりの山田くん」で声優を務めた益岡徹(61)は「僕は声をあてるだけだったが、アニメーションでありながらリアリズムを」追求した姿に感銘を受けたことを明かし「監督のことはみんなが受け継いでいく」と強い口調で語った。

 親交のあった竹下景子(64)は「私たちが今当たり前のように見ているテレビ、映画、アニメの1つ1つの扉を高畑さんが強靭な意思で開けて下さった。私たちはすごく幸せなところにいると思いました」と故人の功績を称えた。

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