関口宏“盟友”岸井成格さん訃報に涙こらえ沈痛“最後の言葉”明かす「たるんじゃったな、みんな」

[ 2018年5月15日 23:10 ]

岸井成格氏
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 関口宏(74)が15日、TBS「NEWS23」(月〜木曜後11・10、金曜後11・30)にVTR出演。同局「サンデーモーニング」(日曜前8・00)で長年共演し、この日、肺腺がんのため亡くなった毎日新聞社特別編集委員の岸井成格さん(享年73)を追悼した。

 岸井さんの「サンデーモーニング」出演は昨年12月3日が最後。病状の悪化を理由に休んでいた。

 この夜、取材に応じた関口は「いつかは(別れの日が)来ちゃうかなぁという思いはあったなぁ」と涙をこらえ、沈痛な表情。最後に会ったのは春前といい「もうその時、言葉がなかなか出ない、そんな状態だったんですよ。その時に、何か言いたいことない?と聞いたら、彼は一生懸命、声を出そうとして『たるんじゃったな、みんな』と言ったのがね、(心に)残っています。あれが最後に聞いた彼の言葉だった。残念です」と明かした。

 「NEWS23」は岸井さんが2013年4月から16年3月までアンカーを務めた番組。この日は冒頭から約9分にわたり、岸井さんのジャーナリストとしての活躍を振り返った。

 1967年4月、慶応大学法学部から毎日新聞社入社。ワシントン特派員、政治部長、論説委員長、主筆などを歴任した。2014年には優れたテレビ作品などに贈られる「橋田賞」を報道番組の解説者として受賞。16年にはTBSと専属契約を結び「スペシャルコメンテーター」に就任した。

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2018年5月15日のニュース