フジ直球オファー RADWIMPS W杯ソングを歌う「心に響く独特の世界観」

[ 2018年5月15日 05:30 ]

サッカーW杯ロシア大会のフジテレビのテーマ曲を歌うRADWIMPS。(左から)武田祐介、野田洋次郎、桑原彰
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 ロックバンド「RADWIMPS」が、来月14日に開幕するサッカーW杯ロシア大会のフジテレビテーマ曲を担当する。

 タイトルは6月6日に発売される「カタルシスト」で、大ヒット映画「君の名は。」(16年)の主題歌「前前前世」を作詞作曲したボーカルの野田洋次郎(32)が書き下ろした。スポーツをテーマにした歌は初めて。野田は「あらゆる境界線を取り払い、人々を一つにつないでくれるサッカーという競技と、この曲が一緒に皆さんの元に届いたら幸せに思います」と込めた思いを語った。

 躍動感あふれるロックナンバー。♪誰かを負かしたいわけじゃない ただ自らの高みへ 昇りたい 出逢(あ)いたい まだ見ぬ自分の姿に…と、大一番への勝敗を超えた高揚感を描いた。NHKの11年度サッカーテーマ曲に「君と羊と青」が起用されているが、新曲の書き下ろしは今回が初めてとなった。

 フジテレビのサッカーテーマ曲はこれまで一貫してオペラの名曲「アイーダ」だったため、特定のアーティストの楽曲が起用されることはなかった。サッカー中継の岸原秀治チーフプロデューサーは今大会、RADWIMPSへ依頼したことについて、「幅広い層に支持を得ている楽曲と、心に響く独特の世界観に憧れ、直球オファーをさせていただいた」と話す。

 同局は、日本代表の1次リーグ最終戦のポーランド戦(6月28日)をはじめ、全8試合を生中継。フジとラッドのコラボが西野ジャパンの躍進を後押ししていく。

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2018年5月15日のニュース