西島秀俊“恩師”黒沢監督の海外進出作を絶賛「非常に嫉妬した」

[ 2016年10月15日 14:50 ]

映画「ダゲレオタイプの女」初日舞台あいさつを行った黒沢清監督と祝福に駆け付けた西島秀俊
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 俳優の西島秀俊(45)が15日、都内で行われた黒沢清監督(61)の最新作「ダゲレオタイプの女」の初日舞台あいさつにゲストで登場した。同作には出演していないが、これまで4本の黒沢監督作品に出演している縁で祝福に駆け付け、「これ、溝口(健二)じゃないですか。傑作です」と絶賛した。

 同作は、黒沢監督が初の海外進出となるフランス資本で製作。既にトロント、釜山、スペインのシッチェスなど世界の映画祭でお披露目されており、西島は「好きな俳優さんばかり出ているし、うらやましい。黒沢監督は、本当はこれが撮りたかったんじゃないかと思うくらい、非常に嫉妬した」と語った。

 黒沢監督は「付き合いが悪いもんで、芸能界に知り合いが少ないんだけれど、西島くんは唯一の友達。出てないのに、ありがたい」と照れながら感謝。海外作品への出演経験もある西島は、「1人で乗り込んで、その国のスタッフ、キャストとやる大変さは知っている。監督にはどんどん海外で撮ってもらいたい。もちろん、日本でもですよ」と称え、写真撮影の際はポスターの向きを細かく変えるなど、PRにひと役買っていた。

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