片岡愛之助 SMAP解散に驚きも スマスマ収録は「楽しかった」

[ 2016年8月30日 13:40 ]

十月花形歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」制作発表記者会見に出席した片岡愛之助

 歌舞伎役者の片岡愛之助(44)が30日、都内で十月花形歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」(10月3日より新橋演舞場にて上演)の制作発表記者会見に出席した。

 今月14日に、年内いっぱいでの解散を発表した「SMAP」。翌15日放送のフジテレビ「SMAP×SMAP」(月曜後10・00)にゲスト出演し、人気コーナー「BISTRO SMAP」で、今年3月に結婚した妻で女優の藤原紀香(45)との新婚生活などを語った愛之助は、「僕としては久しぶりに彼らにお会いしましたので、収録はワイワイと僕のつまらないクイズに付き合ってもらって楽しかったですよ」と収録時の様子を回顧。

 同コーナーでは香取慎吾(39)が石川五右衛門に扮して登場したが「慎吾ちゃんの完成度の高さに驚きました」と目を丸くし、「『その頭どうしたの』と聞いたら『作った』って言っていましたから、出ていただきたかったくらいです(笑)」と笑顔を見せた。また、解散発表については「驚きましたけど、それは皆さんで決めたことですから、残念がっている方も多いですし、僕も残念と思っているうちの1人ではありますけど、それぞれのこれからのご活躍もございますから、どこかでそれぞれと共演できたらと思います」と心境を明かした。

 同作は、2011年11月に徳島・大塚国際美術館「システィーナ歌舞伎」で初演され、誰もが知っている稀代の大泥棒・石川五右衛門が、実はスペインの宣教師の血を引くハーフで、フラメンコを踊るという奇想天外な設定が話題を呼び、2013年2月に大阪松竹座でも上演。翌年10月にも再演され、今回、東京で初上演される。

 同作について「前回よりさらにパワーアップした場面も加わりますし、それぞれ自身がいろんな意味でパワーアップしていますので、新たなGOEMONを見ていただきたいなと思います」と自信をのぞかせ、「初めて歌舞伎を見る方にももってこいの作品だと思いますし、普段、歌舞伎をご覧になられている方にも楽しんでいただけるようにしています。私たちが客席のいろんなところに登場するので、どこに出るのかも期待しながら、いろんな場所の切符を買って楽しんでください」とアピールした。

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