木南晴夏 恐怖妻役で新境地 武井咲に「泥棒猫」ド迫力修羅場が話題

[ 2016年8月30日 10:00 ]

夫の不倫相手(武井咲)を「この、泥棒猫!」と罵倒する恐怖妻を演じる木南晴夏(C)TBS

 女優の木南晴夏(31)がTBS「せいせいするほど、愛してる」(火曜後10・00)にレギュラー出演し、愛ゆえに突っ走る恐怖妻役で新境地を開拓。先週第6話(23日放送)は夫の不倫を知り、不倫相手に「この、泥棒猫!」と言い放つド迫力の修羅場シーンが話題を呼んだ。第7話(30日放送)以降はエキセントリックさを増し「女版冬彦さん」になる。

 主演を務める武井咲(22)とタッキー&翼の滝沢秀明(34)が初共演。2006~08年に小学館「プチコミック」で連載された北川みゆき氏の同名漫画を原作にした“純愛”恋愛ドラマで、ティファニー・ジャパンの広報部に勤める栗原未亜(武井)が自社の副社長で既婚者の三好海里(滝沢)と禁断の恋に落ちる姿を描く。

 木南が演じるのは、海里の妻・三好優香。交通事故に遭い、1年半、意識不明のまま入院していたが、第5話(9日放送)で意識を取り戻した。しかし、離婚する予定だった事故当時の記憶を失っている。

 前回第6話のラスト。未亜と海里の不倫を知った優香は、姉・遥香(橋本マナミ)が押す車イスに乗り、突如、空港にいる2人の前に現れる。

 優香は「どうやって海里をたぶらかしたの?何とか言いなさいよ。妻が病気なのをいいことに、人のダンナにちょっかいを出すなんて、すごい神経ね」と車イスから立ち上がり「二度と海里に近付かないで。この、泥棒猫!」と未亜をニラミつけた。木南の迫真の演技だった。

 「これほど攻撃性が強い役は初めて」という木南は、このシーンについて「散々イジられましたね。『未亜ちゃんをいじめないで』とか、もっと単刀直入に『嫌いです』とか」と大きな反響があったことを明かして苦笑いしつつ「嫌われ役を演じていて、実際にちゃんと嫌われているので、皆さんの目にはきちんとそう見えているのだなと、少しうれしい気持ちもありました」と手応えを感じている。

 泥棒猫のセリフについては「最初読んだ時は、いったん台本を閉じました。冗談なのかなって」と笑って振り返り「リアルな世界では出てこないセリフだと思うので、どうやって自分から生まれたようにモノにできるのか、当日まで悩みました。それで実際に現場で演じた時(『花より男子』などの)石井(康晴)監督に『泥棒猫は、自分がやりすぎだと思うくらいにやってみて。視聴者はそれを求めてるから』と言われて。このドラマはリアリティーを求められているのではなく、あくまで現実から離れたドラマチックなドラマとして楽しんでもらっている。やりすぎてもいいのだなと、ストンと腑に落ちました」と役作りに挑んだ。

 役柄については「原作だと物分かりのいい奥さんで、ドラマとは全く違うキャラクターだとうかがっていたので、原作は読まずに臨みました。伊與田(英徳)プロデューサーに『この後、一番変化のある役なので、楽しんでください』と言われたのですが、確かに目を覚ましてからはアッという間にすごい悪役になってしまって、けれど楽しむというよりは、悩みどころの多い難しい役柄だと感じています。記憶を失って、目が覚めたら大好きな海里を未亜という女性に奪われていて…優香の状況自体は悲しくて切ないです。やり方は間違っているけど、ただ海里を求める一心でやっていることなので、感情はとても共感できます。演じているだけでも、つらいです」と分析。

 自身の性格は「心配性・ビビリ・芯の弱いところがあると思っているんですが…周りからはそうは見られないみたいですね」と苦笑したが、第7話以降、優香のヒステリーはヒートアップ。終盤へのキーマンの1人になり、制作側は社会現象になった1992年のTBS「ずっとあなたが好きだった」の冬彦さんになぞらえ「女版冬彦さん」と銘打つ。

 伊與田プロデューサーは「木南さんは目の力強さが印象的な女優さんだと思っています。いろいろなキャラクターが乗り移ったかのような卓抜した演技がとても魅力的で、このエキセントリックな『女版冬彦さん』を演じ切れるのは木南さんだけだと、オファーさせていただきました」と起用理由を説明。「実際お会いすると、笑顔がかわいらしいチャーミングな雰囲気なのですが、今回、物語全体が引き締まるような『ゾクッとする』素晴らしい演技をしていただき、心より感謝しています」と話している。

 木南も「第7話から優香はますます大変なことになっていきます。物語全体もますます盛り上がって、第2章と言ってもいいくらい怒涛の展開です。台本を読んでいても、7話から10話は次から次へといろんなことが起こりすぎて、毎回7話から読み直さないと話が分からなくなっちゃうくらい。すごいスピード感で物語が展開していきます」とクライマックスへの盛り上がりを予告した。

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