大矢田小「完璧」小学生初代王者 地元の和紙で衣装を手作り

[ 2015年12月28日 05:30 ]

小学生部門の頂点に立った「大矢田小チャレンジ・ザ・ひんここ」は高梨臨(中央)、DISH//(両端)らに祝福される

第3回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール

(12月27日 東京・赤坂ブリッツ)
 規定曲小学生部門は、大矢田小の6年生チーム「チャレンジ・ザ・ひんここ」が制し、初代チャンピオンに輝いた。

 「DISH//」の楽曲「KLAP」に乗って、元気たっぷりに踊った20人。クラップ(手拍子)の曲名の通り、効果的に手を叩いて音を鳴らした。演技を終え、野村透生くん(12)は「みんなで手を振るところをそろえられるように頑張りました。(出来は)完璧です」と胸を張った。

 チーム名は、地元の大矢田神社で500年以上前から伝えられる「ひんここ祭り」に由来するもの。身につけた衣装も、ひんここの劇で着るもの。同地の伝統工芸品である和紙を色とりどりに染めて自作したものだ。

 参加できなかった2人を含む22人が、6学年の全児童。1年から同じクラスで育んできたチームワークを発揮した。

 2位は宮城県気仙沼市の鹿折小、3位は東京都港区の港南小。

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2015年12月28日のニュース