広瀬すず“姉”たちの愛に感謝も「どんな作品なのか分からなくて…」

[ 2015年12月28日 15:18 ]

円卓で笑顔を見せる広瀬すず

 女優の広瀬すず(17)が出演した映画「海街Diary」で「第28回日刊スポーツ映画大賞」の新人賞を受賞し、28日、都内のホテルで授賞式に出席。同作で共演した主演女優賞の綾瀬はるか(30)、助演女優賞の長澤まさみ(28)らとテーブルを囲んだ。

 四姉妹の末っ子で腹違いの妹を演じた広瀬は「女優さんとしても女性としても尊敬するお姉ちゃんたちと同じ舞台に立てたことが本当に幸せです」とかみ締めるように話した。「初めての大きな作品で、やっている中で監督に任せちゃって、お姉ちゃんたちにもたくさんも支えてもらって、皆さんにかわいがってもらった。最初で最後なんじゃないかという、運命を感じる役でした。たくさんの出会いがあったことが自分の財産になります。これからも全力でお姉ちゃんたちの背中を見ながらがんばります」と前を向いた。

 綾瀬ら姉たちには「終わってからもかわいがっていただいています。服のお下がりをいただいたりしてます、たくさん」と笑顔。広瀬だけが台本がなく、演技に臨んでいた撮影を振り返り、「リハが始まるまで衣装ぐらいしか情報がなくて、終わってからもどんな作品なのかよくわからなくて…」と苦笑。「この中で自分が浅野すずとしていられたこと、家族になれたことが毎日うれしいな、幸せだなと思う日々でした。自分には(台本が)ないほうがあっているんじゃないかと思うぐらい、たくさんいろんな感情を周りの方が作ってくださって、感じたものだけを考えなくていいのが気が楽でした」と話した。

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