桐谷健太「プライベートに影響する濃い役」で“MOZUファミリー”入り

[ 2015年9月18日 18:23 ]

「MOZU スピンオフ 大杉探偵事務所~砕かれた過去編」の制作発表に出席した桐谷健太

 WOWOWとTBSが共同制作する人気のドラマ・映画シリーズ「MOZU」のスピンオフドラマ「大杉探偵事務所~砕かれた過去編」(WOWOW、11月15日後10・00)の制作発表が18日、都内のホテルで行われ、シリーズに新たに加わった桐谷健太(35)、早見あかり(20)、浦井健治(34)と羽住英一郎監督(48)が出席した。

 シリーズの主人公の1人で香川照之(44)演じる刑事の大杉が、警視庁を辞した後に開いた探偵事務所に舞い込む危険な依頼を遂行していくハードボイルド・アクション。後輩の刑事役の桐谷は、「プライベートにも影響するような濃い役だったけれど、香川さんが何でもやってみろという感じで、アドリブもがんがんくるんで、僕も乗っかっていけた。もともとお付き合いはあったけれど、あらためてものすごく大きな人やなと感じた。やっていて楽しかったし、切磋琢磨できたと思う」と充実した表情で語った。

 香川、浦井とのクライマックスでの雨中のアクション・シーンは、「雨は何度か経験があるけれど、朝から夕方までずっと雨降らしというのは初めて。途中で目に入って見えなくなったり、家に帰ってから何で痛いんやろ、血が出てるやんってなったけれど、生々しいものができたと思う」と笑顔。現在は編集中で、「台本の時点から身震いするような格好いい作品。羽住監督の手にかかったら最高の作品になると安心している」と自信たっぷりだった。

 ヒロインの早見は、「もともとファンで、“MOZUファミリー”の一員になれたことがうれしい」と感激の面持ち。双子の姉妹で1人2役に挑戦したが、「演じ分けが難しいというよりは、別物のようなキャラクターだったので演じやすかった。やりきった感じはあります」と力強く話していた。

 なお、もう1本のスピンオフ「美しき標的編」はTBSで11月2日午後9時から放送。「劇場版MOZU」は11月7日に公開される。

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