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工藤阿須加 ソフトB指揮官の父を祝福「お疲れさま」

[ 2015年9月18日 05:30 ]

父の優勝を祝福する工藤阿須加

 福岡ソフトバンクホークスがパ・リーグ連覇を果たした。工藤公康監督(52)の長男で俳優の阿須加(24)も尊敬する父を祝福。家族しか知らない父親像、工藤家の秘話を語った。

 尊敬する父が監督1年目でリーグ優勝を果たした。今、掛けてあげたい言葉は「おめでとう」より「お疲れさま」。「大変なこともあっただろうし、家族としてはうれしいというより、安心したというか、少し肩の力が抜ける」。工藤家の長男として阿須加は安どの思いを口にした。

 父と母・雅子さん、5人のきょうだい(2男3女)の結束は固い。公康氏が現役時代、試合で敗れた日の帰宅前に阿須加を中心に「きょうだい会議」を開いた。「どうやったら立ち直れるか考えた。おまえはお父さんの隣で座っていてとか、おまえはお茶を出してとか役割分担を決めた」

 正月に父が焼く磯辺焼きを食べるのが工藤家の恒例行事。家庭は笑顔であふれたが、つらい日もあった。ダイエー(現ソフトバンク)が初優勝した99年のオフにフリーエージェント(FA)権を行使して巨人移籍を決意した時だ。残留を求めて署名を寄せた17万3200人のファンに返事を書く父の背中は、今も脳裏に焼き付いている。俳優という父とは異なる道を歩んでいるが、そうした高いプロ意識から学ぶことは多い。「おまえにはハングリー精神がない。だから、人よりも何倍も努力しないといけない」が父の口癖。「背中でプロっていうのはこういうものだって見せ続けてくれる」と感謝する。

 「家族で(監督契約期間の)3年間は気を引き締めてやろうと話している。父は(就任前に)みんなに迷惑を掛けると話したけど、迷惑なんて思っていない」と父とそっくりの大きな瞳を輝かせた阿須加。工藤家が一丸となってつかんだ優勝だった。

 ◆工藤 阿須加(くどう・あすか)本名同じ。1991年(平3)8月1日、埼玉県生まれの24歳。12年に日本テレビ「理想の息子」で俳優デビュー。同年の映画「悪の教典」、13年フジテレビ「ショムニ2013」、昨年TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」などに出演。特技はテニス。1メートル80。

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