朝ドラ「まれ」第3週平均は19・7%…初の“大台”割れ

[ 2015年4月20日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインを務める土屋太鳳

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第3週の平均視聴率は19・7%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが20日、分かった。第1週20・6%、第2週21・0%だったが、第3週にして初の“大台”割れとなった。

 13日19・7%、14日20・5%、15日19・2%、16日20・4%、17日19・3%、18日19・0%だった。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した篠崎絵里子氏(46)がオリジナル脚本を手掛ける。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋による作詞。9月26日まで、全156回。

 第3週は「卒業ロールケーキ」。6年ぶりに家族のもとに帰ってきた父・徹(大泉洋)は、母・藍子(常盤貴子)に許してもらえず。同居人として扱われていた。夏祭りで幼なじみの紺谷圭太(山崎賢人)に夢の大切さを気付かされた希(土屋)は、公務員になるか、幼少期の夢だったパティシエを目指すか迷う。その折、ケーキコンテストが金沢で開かれることを知り、自分の力を試そうと挑戦する…という展開だった。

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2015年4月20日のニュース