名倉七海 初シングルでエアビンタ!エアギターは2連覇宣言

[ 2015年4月20日 05:30 ]

得意の「ナナバウアー」を披露する名倉七海

 昨年8月の「エアギター世界選手権」で優勝した、エアギタリストで歌手の名倉七海(19)が、“エアビンタガール”に変身した。初シングル「ふざけんなよ」(22日発売)の歌唱時に、自身が考案したビンタの振り付けを披露。スポニチ本紙記者に“リアルビンタ”をお見舞いした名倉は、今年8月の同選手権での2連覇を誓った。

 「ふざけんなよ」は、85年に吉田拓郎(69)が発表した曲のカバー。世の中への反骨心や、やりきれない思いを叫ぶように歌う。「パンチがあって、強い曲。ロック調のアレンジでカッコいい」とお気に入り。既にライブの定番で、「コール&レスポンスで一体感が生まれる。“ふざけんなよ”と、一緒に叫びに来てほしいです」。

 その曲の振り付けが、「インパクトのあるものにしたい」と考えたエアビンタだ。マイクの前で何度も右手を往復。そして、「ふざけんなよ!」と連呼する姿は実にすがすがしい。にらみつけるようにして往復ビンタをするが、「自分にカツを入れるようにビンタしてます」と明かした。

 「ふざけんなよ」と言いたいのも自分。「マイペースでのろまな自分に言いたい。今年のエアギター世界選手権まであと4カ月しかないのに、全然練習してない。焦ってます」。王者としてのプレッシャーを感じており、「アントニオ猪木さんや松岡修造さん、アニマル浜口さんに気合を注入してもらいたい」とリアルビンタを求めた。

 昨年の大会は「サムライガール」をコンセプトにした“演奏”で、日本人女性として初優勝。背中を大きく反らせてギターを弾く、イナバウアーならぬ“ナナバウアー”で観客を魅了した。「今年も新しい技を生み出して、見せ場をつくりたい。優勝目指して頑張ります」と意気込んでいる。

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