巨人・阿部監督「あれでもう流れがこっち来たかな」 新助っ人ヘルナンデスの3ランに大喜び

[ 2024年5月30日 21:52 ]

交流戦   巨人6―5ソフトバンク ( 2024年5月30日    東京D )

<巨・ソ>勝利を収めヘルナンデス(右)とハイタッチする阿部監督(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 セ・リーグ3位の巨人はパ・リーグ首位のソフトバンクを相手に5点差をひっくり返す大逆転勝利。2連勝で2カード連続の勝ち越しを決めて貯金3とした。

 試合前まで20試合連続4得点以下かつ7試合連続2得点以下と得点力不足に苦しんでいた打線が0―5で迎えた3回、一気に爆発した。

 相手先発右腕・東浜からまずは丸の右前適時打で1点。さらにヘルナンデスの来日1号となる3ランで4―5と1点差に迫ると、主砲の岡本和が7年連続2桁本塁打となる10号2ランを放って6―5と一気に逆転し、これが決勝点となった。

 3回は1番・丸の適時打から5番・坂本の安打まで上位打線が5連打。久しぶりに打線がつながった。

 これには阿部慎之助監督(45)も「きょうミーティングで、ピッチャーもいつか打たれるだろうし、野手が打って勝つ試合というのもあるだろうから、それを我慢してみんなピッチャー陣は今まで通り頑張ってくれとは言ったんだけど」と投手陣の頑張りに感謝。

 ヘルナンデスの来日3試合10打席目の一発が1―5からの3ランだったことについては「あれでもう流れがこっち来たかなというのがあったし、チーム全体がいけるんじゃないかと思わせてくれた一発だったので」と喜んでいた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月30日のニュース