大谷翔平に被弾したメッツ右腕 試合後に「最悪のチームでプレーしている」とチーム批判 その後戦力外に

[ 2024年5月30日 10:57 ]

ナ・リーグ   メッツ3―10ドジャース ( 2024年5月29日    ニューヨーク )

メッツ・ロペス(AP)
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 メッツは29日(日本時間30日)、ドジャースに3―10で敗れてドジャースとの3連戦に3連敗。直近の9戦中8敗となった上に内紛に揺れている。

 ドジャース戦の8回に右腕ロペスが大谷翔平に左越え2ランを被弾。続くフリーマンの打席ではハーフスイングを三塁塁審にスイングしていないと判定されたことで激高した。この判定にマウンド上から抗議したロペスが退場処分となり、ダグアウトに戻る際に自身の持っていたグラブをスタンドに投げ入れた。

 試合後、記者会見でカルロス・メンドーサ監督は「彼がやったことは受け入れられない」とロペスを公に批判。当のロペスは少し落ち着いて反省しているかと思いきや、「後悔はしていない。私はMLBで最悪のチームでプレーしている。なるようになる。彼らに好きにさせればいい。彼らが望むのであれば私は明日もここにいるよ」と逆上したようなコメントを連発した。そこで報道陣から「(メッツは)最悪のチームと言ったのか」と確認されると、「たぶんね。そう見えるよ」と傍若無人な態度を取り続けた。

 この後、ロペスは出場選手登録の前提となるメッツの40人枠から外れ、複数の米メディアは事実上の戦力外となったと報じた。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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