阪神・渡辺　スタメン出場8戦連続安打「明日いいところで打てるように」　今年も古巣へ“恩返し打”誓う

交流戦   阪神2－8日本ハム （ 2024年5月29日    甲子園 ）

＜神・日＞5回、渡辺は犠飛を放つ（撮影・平嶋　理子）
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　2得点に終わった打線の中、阪神の渡辺が古巣・日本ハム相手に1安打1打点と気を吐いた。

　「後ろにつなぐことだけ考えて、いい形で後ろに回せるようにと思って打席に立っている」

　3点ビハインドで迎えた5回無死満塁の3打席目。カウント2―2から伊藤のスライダーに食らいついて中犠飛と最低限の役割を果たすと、7回2死一塁ではマーフィーの直球を中前へ。スタメン出場8試合連続安打で、打率・300とした。

　「あそこ（満塁の場面）で打てたら、また（展開は）変わったなと思う。明日いいところで打てるように」。昨年6月11日の対戦では決勝の中前適時打。今年も古巣への“恩返し打”で試合を決める役割を果たすべく、決意を新たにした。　（石崎　祥平）