大谷翔平の元同僚フレッチャー 傘下3Aで初先発し5回2失点、6奪三振と好投も勝ち負け付かず

[ 2024年5月30日 10:27 ]

デービッド・フレッチャー(AP)
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 ドジャース・大谷翔平投手(29)のエンゼルス時代の同僚で、現在はブレーブス傘下3Aでプレーするデービッド・フレッチャー内野手(29)が29日(日本時間30日)、オリオールズ傘下3Aのタイズ戦で初めて先発登板。5回3安打2失点、6奪三振と好投したが、勝ち負けは付かなかった。チームは5―2で勝利した。

 フレッチャーは今季ナックルボーラーとして過去4試合に救援登板。この試合が初めての先発登板だった。時折80マイル台の速球を織り交ぜながらも大半が60マイル台のナックルボールを投じた。カージナルスなどでプレーしたマット・ホリデーを父に持つ有望株ジャクソン・ホリデーからはナックルボールで空振り三振も奪った。

 初回は安打と四死球が絡み、犠飛で先制されたが、味方が2回に2点を奪って勝ち越し。しかし、4回に1死三塁から味方捕手の悪送球が絡んで同点を許した。フレッチャーは打席には立たなかった。5試合で防御率は6.55となった。

 スポーツ専門局「ESPN」は、大谷の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告と同じ違法賭博の胴元を通じ、賭けていたとされる。関係者の話として、今季はブレーブス傘下のマイナーに所属するフレッチャーはスポーツ賭博は行ったが、野球には賭けていないと報じていた。

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