【阪神・岡田語録ペン記者取材編】才木押し出し裏舞台「三振せえって」近本1番復帰「ちょっと話したんや」

[ 2024年5月19日 18:29 ]

セ・リーグ   阪神7-2ヤクルト ( 2024年5月19日    甲子園 )

<神・ヤ>才木(左)らナインと勝利のハイタッチをかわす岡田監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神はヤクルトに逆転勝ち。満塁での強さに定評がある木浪が8回に勝利を決定付ける2点二塁打を放った。試合後の岡田監督のコメントは以下の通り。

 <ペン取材>
 (自ら切り出し)
 「阪神園芸の人間が降りるときに“おめでとうございます”って言うから、何を言うとんのかわからんかった。(阪神監督通算500勝を知らなかったため)意味が分からへんかった、おめでとうの」

 ―才木は孝行息子。
 「初回は雨でちょっとコントロールが悪かったしな。村上への四球でもな。その後は同点に追い付いた後は、うまくカウントも追い込みできるようになったし」

 ―満塁の打席でベンチから指示は。
 「ええ、いや三振せえ言うたんや」

 ―押し出し四球を選んだ才木はバントの構えやいろいろやっていた。
 「ボール球まで振るんですか?って言うから、ボール球は振ったらあかんやろ(笑い)。何を言いてんの、立ってろって言うことやからな、三振せえって言うことは振るなって言うことやから。ボール球もどうしますかって、おまえ、そんなんいらんって」

 ―才木はこれまで連敗を止めたり好投をしている。
 「これはやっぱり流れやろな。ゲームの流れを読めるというのじゃないけど、失投が少ないと言うかな。この点数くらいで抑えておけば後半に何とかなるとか、そういう流れがいいよな」

 ―5回で100球超えていたが6回も。
 「打順が回ってきて代打で交代とか、それも流れやんか。いらんとこで代える必要ないやん。自分に回ってきて、ここでお役御免っていうな。才木も次に打席が回ってくるから、この回までという流れを分かっていたら、最後のイニングも頑張れる。球数が多いからって、いらんことをせんでええよ。あいつらは球数じゃないやろ?イニングやろ結局は。クオリティスタートとか言うのも、球数じゃないやんか。メジャーみたいに中4日で投げてるなら球数とか言うけど、そういうわけじゃないもんなあ」

 ―木浪も復調気配。
 「まあなあ、2つもいいの捕られたり、そういうのはバッターとしては嫌な感じやけど、最後にやっと出たしな。だいぶ変わってくると思うよ」

 ―近本の打順を戻した。
 「ちょっと近本と話したんや。だから、あまり近本1人に。3番に入れたら率も悪いから、そこに打ってるバッターを入れて打てんようになるのもアレやったからな。それは近本と話したわ。で、1番でいこう、戻そうかって」

 ―本人はなんと?
 「1番の方が楽に打てますって言うてたけどな。でもいずれは3番を打ちたいですって。いずれがいつかは知らんけど(笑い)。でもまだカチッと決まらんけど、何番になっても機能はしてると思うよ。見えない機能というか、うしろ繋いだり、いろんな意味で」

 ―今日話したのか
「うん、今日。今日のメンバーを決める前、練習前や」

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