オリ・太田 プロ初の三塁打が決勝打!「疲れました」激走で連敗ストップ 頓宮代役が昇格即大当たり

[ 2024年5月19日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス8ー3楽天 ( 2024年5月18日    京セラD )

<オ・楽>オリっこヒーローインタビューを終え応援タオルを掲げる(左から)オリックス・太田、オリっこ、紅林(撮影・後藤 正志)
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 鮮やかな右打ち3連発で、太田がオリックスを久々の勝利に導いた。初回の3点ビハインドをはね返す逆転勝利で連敗は4でストップ。13安打8得点と打線がつながり、浮上のきっかけをつかんだ。

 「練習からやっていることができているかなと。下(2軍)から上がってきて、上(1軍)もなかなか点が取れていないなと思って見ていた。自分が状態を上げて、上で打てるようにと思っていた」

 前日17日に不振の頓宮に代わって昇格した23歳が躍動した。まずは初回、0―3から紅林の右前2点打で1点差とし、なお2死一、三塁。内の外角直球を逆方向にはじき返し、右中間を破る逆転2点三塁打とした。6年目でプロ初の三塁打が決勝打。「疲れました」とはにかんだ。

 第2、3打席も右前へ連続安打。中嶋監督は「持ち味である反対方向。ファームに行く時もそれを課題にして行って、しっかり結果にして上がってきたと思う」と評価した。

 大阪市の小屋慶太くん(小学3年)が担当したヒーローインタビューで勝負飯を聞かれ「いつも、ざるラーメンを食べてます」と告白。この日も試合前に平らげ、3安打3打点の活躍につなげた。

 先週から地方遠征が続き、移動日や降雨中止、引き分けなどもあり、6日の楽天戦以来実に12日ぶりの白星。ソフトバンク追走への足がかりとする。(山添 晴治)

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