巨人投手陣またも“天敵”末包の餌食に プロ通算14本塁打中7本が巨人戦 脅威!25戦7発16打点

[ 2024年5月19日 17:22 ]

セ・リーグ   巨人3―9広島 ( 2024年5月19日    マツダ )

<広・巨>初回、末包に逆転3ランを浴びた高橋礼 (撮影・西川祐介)
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 巨人投手陣がまたしても“脅威のGキラー”末包昇大外野手(27)の餌食になった。

 初回に坂本、萩尾の連続適時打で3点先取したのも束の間。3―0で迎えたその裏、先発右腕・高橋礼が末包に逆転の1号3ランを被弾した。

 結局、広島に今季最多タイの9失点大敗を喫して3連敗。広島に抜かれて4月29日以来20日ぶりとなる3位に転落した。末包は決勝3ランを含む4打数3安打3打点の大暴れだった。

 末包は昨季放った11本塁打中、実に6本が巨人戦。新人時代の2022年にも打率.357と打ち込まれており、今季もこれで対戦打率.444となった。

 末包はトータルでもこれまで巨人戦25試合に出場し、通算打率.364(55打数20安打)、16打点、7本塁打。プロ3年間で放った通算14本塁打中、半分の7本を巨人戦で記録している。

 なお、巨人の同一カード3連敗はヤクルト戦(東京D)に続いて今季2度目。昨季8勝17敗と苦戦した広島戦は4月の初対戦(東京D)で同一カード3連勝を飾ってスタートしたが、これで3勝4敗2分けと負け越し。2017年から18年にかけて13連敗を喫し、昨季も3勝9敗だった“鬼門”マツダでは今季もこれで6試合を戦って0勝4敗2分けと白星が遠くなっている。

 【広島・末包昇大の巨人戦打撃成績】
2022年 7試合14打数5安打2打点、0本塁打 打率.357
2023年 15試合32打数11安打11打点、6本塁打 打率.344
2024年 3試合9打数4安打3打点、1本塁打 打率.444

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