DeNA・中川颯 父親が怖すぎて小学生時代は「打率8割」…スタンドへ感謝の一発

[ 2024年5月19日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA3―2中日 ( 2024年5月18日    横浜 )

<D・中>球団マスコットと手をつなぐ中川颯(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】父親が怖すぎて小学生時代は「打率8割」だったという。DeNA・中川颯が「今の時代では言えない…」と苦笑いした鉄拳制裁もあった時代。「愛のムチ」もあったのだろう。

 「厳しくてとにかく怖かった」と言う父・貴成さん(53)は神奈川の強豪・横浜商の元高校球児。4番で2年夏に甲子園にも出場した。中川颯が野球を始めたのは小学1年。父が監督を務めるチームで遊撃を守り、家でも二人三脚で打撃練習を欠かすことはなかった。「(原点は)父の指導でしかない」と感謝する。

 この日は父もスタンドで観戦していた。「見に来てくれている前で勝てた。頑張って続けてきて良かった」と中川颯。漫画「巨人の星」の星一徹ばりに怖かった父の前で躍動した。(プロ野球キャップ 神田 佑)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月19日のニュース