3位転落の巨人・阿部監督 高橋礼の登録抹消明言「あのフォアボールが全てだよ、それだけ」

[ 2024年5月19日 16:45 ]

セ・リーグ   巨人3―9広島 ( 2024年5月19日    マツダ )

<広・巨(9)>2回、井上の登板を告げる阿部監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人は広島に今季最多タイの9失点大敗を喫して3連敗。広島に抜かれて4月29日以来20日ぶりとなる3位に転落した。

 巨人の同一カード3連敗はヤクルト戦(東京D)に続いて今季2度目。昨季8勝17敗と苦戦した広島戦は4月の初対戦(東京D)で同一カード3連勝を飾ってスタートしたが、これで3勝4敗2分けと負け越し。2017年から18年にかけて13連敗を喫し、昨季も3勝9敗だった“鬼門”マツダでは今季もこれで6試合を戦って0勝4敗2分けと白星が遠くなっている。

 初回に坂本の適時二塁打と萩尾の2点適時打で3点先取したが、その裏、先発右腕・高橋礼が末包に逆転の1号3ランを浴びるなど一挙4点を失い、初回3安打4失点KO。高橋礼はプロ7年目で自己最短降板となった。

 阿部慎之助監督(45)と試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――いい形で先制したが…。

 「(高橋礼が初回、1番・秋山にストレートの四球を与えた)あの4球が全て。3点取った後。あれで、相手もあれ?いけるんじゃないの?と思ったはずなので。あれがヒットだったらどうでもいいんだけど。それぐらい大きいフォアボールだった」

 ――高橋礼の初回交代は。

 「あのフォアボールが全てだよ、それだけ」

 ――ここ数試合、良くない。

 「一回、抹消する」

 ――セ・リーグの打者に対応されてきている。

 「そうだね。それもあるし、しっかり対策を練ってまた戻ってきてもらいたいなと思います」

 ――坂本の状態が上がってきた。

 「なんとかしようと思ってみんな、やってるんだけどね。なんでかな…ゲッツーになりそうなのがカーンっとハネたりね。なんか不思議だなと思いながら見てて、いつからこんなになったんだろうと思って。打開策は一個まず勝つしかないから、次、7月もあるし、その前にも東京ドームで。東京ドームで負けなければいい」

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