龍馬離脱の広島 今後の4番に新井監督「フレキシブルにやります」12日はデビッドソンが不発

[ 2023年7月12日 22:29 ]

セ・リーグ   広島2-0巨人 ( 2023年7月12日    東京D )

<巨・広>新井監督(左)は5勝目を完封で飾った森下を出迎える (撮影・西川祐介)
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 広島が12日の巨人戦に2-0と勝利。負ければ4位転落となる一戦で、先発・森下が109球で、9回を8安打無失点の完封で締めた。完封は昨年8月16日の中日戦以来、330日ぶり、通算5度目の完封となった。

 得点は5回の小園の先制2ランのみながらも、好投していた巨人先発・グリフィンのカーブを仕留めた値千金の一打となった。

 試合後、新井監督は右脇腹の肉離れで西川が離脱したこと。また前夜に右腕に死球を受けた菊池もベンチスタートだったことをふられ「本当にみんなで勝った試合。龍馬は替えがきかない選手ですけど、そこにまた若い選手にチャンスがあると思いますし、力をつけてもらいたいし、若いの出てこいや! という気持ちです」と、ニューヒーローの台頭を待ちわびた。

 一方で、この日は西川の代役として、4番にはデビッドソンが入ったが、4打席で3三振とあたりは出なかった。同監督は「きょうはジャイアンツブルペンに良い左ピッチャーがたくさんいるので、あんまり左左左左にしたくなかった」と、2番・野間、3番・秋山、5番・松山の並びを考え、4番に右打者のデビッドソンを入れたことを説明し、「そこはマットに右打者として4番に入ってもらったというのがあったんで、その辺はフレキシブルにやります」と、今後については日替わりで打線を改造する意向を示していた。

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