中日・石川昂2戦連発9号ソロも…投手陣が村上に2打席連続被弾　立浪監督「勝負強い選手が出てこないと」

セ・リーグ   中日5―8ヤクルト （ 2023年7月12日    神宮 ）

＜ヤ・中＞5回、ソロ本塁打を放ちハイタッチする石川昂　（撮影・白鳥　佳樹）
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　中日はシーソーゲームを落とし、最下位脱出はならなかった。

　1点を返し3―4と詰め寄った5回、石川昂が2戦連発となる9号ソロを放ち流れを奪い返した。しかし、一時勝ち越しに成功した直後の6回に4番手・祖父江が村上に決勝3ランを被弾。村上には8回にも6番手・岡野が2打席連発を許し、力尽きた。

　決定機も逸した。5―7の7回にビシエド、石川昂、宇佐見の3連打などで1死満塁をつくったが、代打・福田が見逃し三振。続く代打・高橋周も空振り三振に倒れ、あと一本が出なかった。

　立浪監督は「相手からもらった点も多かったが、こういう試合は、勝負強い選手が出てこないと勝ちきれない。（村上の2打席連発は）当然、勝負にいって、投げきれなかった。そういう球を防がないと」とし、投打の奮起を促した。