巨人・原監督「0点じゃ、なかなか」8安打も拙攻続きで零敗 グリフィンには同情「大変ですね」

[ 2023年7月12日 21:14 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2023年7月12日    東京D )

<巨・広>8回、代打・中山が凡退し歯を食いしばる原監督(右)(撮影・光山 貴大)
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 巨人は相手の倍となる8安打を放ちながらもあと1本が出ず。森下に今季初完封を許し、6月24日以来18日ぶりとなる単独3位浮上を逃した。巨人の零敗は今季9度目。

 先発左腕グリフィンが0―0で迎えた5回1死一塁で小園に投じた初球、真ん中高めナックルカーブを右中間スタンドへ2号2ランとされ、これが決勝点。グリフィンが6回4安打2失点で降板後、ビーディ、高梨、田中千、菊地のリリーフ陣は残りの3回を無安打無失点に抑えたが、打線が再三の好機をものにできなかった。

 試合後、原辰徳監督(64)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――序盤のチャンスで。

 「昨日も言ったように、何とか、主導権を握るゲームをしたい。なかなかそれができなかった」

 ――併殺。いい当たりも。

 「いい当たりではあったですね」

 ――グリフィン。

 「非常に、投手の難しいところでね。1球というところなのかな。非常に心技体ともに充実した形で放っている姿は良かったと思いますけどね。投手というのはそういう点では大変ですね」

 ――田中千。

 「だいぶなんていうか、非常にこう、修羅場でもしっかり投げきれたのは大きいと思いますね」

 ――明日は戸郷、切り替えて。

 「0点じゃ、なかなか。何とか、打線が奮起するというところでしょうね」

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