モテまくり大谷翔平 「シアトルに来て」大合唱、出場選手からは“勧誘”も? 会話の内容は「秘密です」

[ 2023年7月12日 12:35 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグーナ・リーグ ( 2023年7月11日    シアトル )

<MLBオールスターゲーム>4回、四球で出塁し暴投で二塁へ進んだ大谷は笑顔を見せる(撮影・沢田 明徳)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが11日(日本時間12日)、米ワシントン州シアトルのTモバイル・パークで行われた。3年連続3度目の出場となったエンゼルス・大谷翔平投手(29)がア・リーグの「2番・DH」で先発出場し、第2打席は四球で出塁した。6回の第3打席で代打・ペレス(ロイヤルズ)が送られ、今球宴は2打席に立ち、1三振1四球だった。

 前半戦、両リーグ通じて最多32号とトップをキープし、球宴ファン投票ではア・リーグで最多得票を獲得した大谷。ナ・リーグ先発でリーグ最多タイ11勝をマークしているダイヤモンドバックスの右腕・ゲーレンとの対戦では、初回の第1打席で空振り三振だった。第2打席は四球で出塁した。今季終了後FAとなる大谷の去就が注目されているだけに、打席中は場内からは「Come to Seattle!(シアトルに来て!)」と大歓声が沸き起こった。

 これには球宴に出場したメジャーのスタープレーヤーたちも驚いた様子で、球場を見まわしていた。

 さらに選手もやはり大谷の一挙手一投足が気になる様子。前日にアクーニャやソトに頼まれて写真撮影に応じたほか、サインを熱望する声も続々と挙がった。

 試合では、大谷が4回に二塁へ進んだ際にアラエスと会話を交わし「セカンドでは、彼が(前の攻撃で)アウトになった後だったので、“お前の足が必要だ”みたいな冗談言われて。そんなことないよ、みたいな感じで返してました」と明かした。

 実際はタンパリング(不正行為)とされるため勧誘はできない。

 それでも、米メディアからは「他球団の選手から、来年はうちに来て一緒にやろうぜって言われた選手いますか?」と質問が飛び、大谷は「まあ、秘密ですね。言われてても言えませんし…」と苦笑していた。

 <大谷のMLB球宴>
 ☆21年(コロラド州デンバー) ファン投票でDH、選手間投票で投手として選出され「1番・DH兼先発投手」で史上初めて投打同時出場。投げては1回を3者凡退で19年田中将(ヤンキース)以来、日本投手2人目の勝利投手となったが、打撃はシャーザー(ナショナルズ)に二ゴロ、バーンズ(ブルワーズ)に一ゴロに封じられた。前日は本塁打競争に出場し、1回戦でソト(ナショナルズ)に敗れた。

 ☆22年(カリフォルニア州ロサンゼルス) 本塁打競争、投手としての先発登板は回避し、「1番・DH」で打者専念。ナ先発は憧れのカーショー(ドジャース)で「初球をフルスイング」の予告を実践しバットを折られながら中前打も、直後にけん制死。3回の2打席目は四球だった。

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