広島 4位転落危機で森下が330日ぶり完封 小園が決勝弾 龍馬離脱ショックも吹き飛ばした!

[ 2023年7月12日 20:49 ]

セ・リーグ   広島2-0巨人 ( 2023年7月12日    東京D )

<巨・広>5回、無失点に抑えた森下(撮影・光山 貴大)
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 広島が12日の巨人戦に2-0と勝利し、貯金を再び5に戻した。目下の敵との3連戦。負ければ4位転落となる一戦で、先発・森下が粘りの投球で踏ん張った。

 初回は1死二、三塁。3回には1死満塁のピンチを背負うが、巨人・岡本和らの中軸打線を抑えた。

 すると5回、1死一塁から小園が、巨人先発・グリフィンのカーブを右翼席へ運ぶ今季2号の先制2ラン。一塁ベースを周ったところで、大きな声を出す気合いの一撃だった。

 森下は7回にも無死一塁を招くが、中田を遊ゴロ併殺に抑えた。この試合、4つ目の併殺打でピンチを脱した。その後も巨人にホームを踏ませないまま9回もマウンドに上がり、昨年8月16日の中日戦以来、330日ぶり、通算5度目の完封を達成した。

 打線の軸だった西川が右脇腹の肉離れで離脱するなど、試合前から暗雲が垂れ込んだが、森下、小園の活躍で快勝で吹き飛ばした。

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