巨人 拙攻に次ぐ拙攻…18日ぶり単独3位浮上を逃す 森下から8安打、再三の好機築くも完封許す

[ 2023年7月12日 20:48 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2023年7月12日    東京D )

<巨・広>6回を終えたグリフィン(撮影・西川祐介)
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 4位の巨人は3位・広島に敗れて連勝ならず。6月24日以来18日ぶりとなる単独3位浮上を逃した。

 0―0のまま迎えた5回だった。先発左腕・グリフィンが1死一塁で小園に投じた初球、真ん中高めのナックルカーブを右中間スタンドへ運ばれ2号2ランとされ、失点。これが決勝点となった。

 グリフィンは6回で8三振を奪い4安打2失点と力投したが、5月20日の中日戦(東京D)以来6戦&53日ぶりとなる5勝目を逃して来日5敗目と黒星先行。これで自身4連敗となっている。

 打線は相手先発右腕・森下に対し、初回にブリンソンの安打と秋広の二塁打で1死二、三塁の先制機を築いたが、岡本和、大城卓が倒れて先制ならず。

 2回の無死一塁では吉川が併殺打、3回の1死満塁では岡本和が併殺打でチャンスをつぶした。4回の1死一塁では吉川の投直で併殺を喫し、7回の無死一塁でも中田翔の遊撃への当たりが小園の好守に阻まれ併殺打になるなど、4安打だった広島の倍にあたる8安打を放ちながらもあと1本が出ず。

 2点を追う9回には2死から岡本和が左翼線に安打を放ったが、広島の見事な中継プレーにより二塁憤死。リクエストによるリプレー検証でも判定は覆らず、試合終了となった。

 巨人の零敗は今季9度目。1人の投手に完封されるのは伊藤将(阪神)、小沢(ヤクルト)に続いて3人目となった。

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