巨人グリフィン、53日ぶり白星ならず 6回8K力投も失投1球に泣く 0―0の5回、小園に2ラン被弾

[ 2023年7月12日 19:56 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2023年7月12日    東京D )

<巨・広>5回、グリフィンは小園に先制2ランを浴びる (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27)が広島戦(東京D)で来日14度目となる先発登板。6回4安打2失点と好投するも打線の援護に恵まれず、5月20日の中日戦(東京D)以来6戦&53日ぶりとなる来日5勝目を手にすることはできなかった。

 初回、2回と2イニング連続で先頭打者を四球で塁に出したが、無失点。だが、味方打線が初回1死二、三塁、3回1死満塁など4回まで毎回走者を塁に出しながら先制を逃し、0―0のまま迎えた5回だった。

 1死から会沢に三遊間を抜かれた1死一塁から小園に投じた初球のナックルカーブが真ん中高めへの失投となり、これを右中間スタンドに叩き込まれ、2点先制を許した。

 5回までに90球を投げていたが、その裏の打席にも入って続投。6回を3者凡退に打ち取り、援護を待った。だが、その裏、味方打線も相手先発右腕・森下に3者凡退に打ち取られた。

 前回登板した今月5日の中日戦(バンテリンD)では主砲・岡本和の初回満塁弾などで2回までに5点援護をもらいながら、勝利投手の権利が懸かった5回に追いつかれて5回途中8安打5失点で降板していた。

 グリフィンの投球内容は6回で打者23人に対して107球を投げ、4安打2失点。8三振を奪い、与えた四死球は3つ、直球の最速は150キロだった。

 ▼グリフィン 自分の中では最善は尽くせたと思います。ただ今日のようなゲームでの1球の失投が本当に悔やまれます。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月12日のニュース