大リーグ球宴　栗山英樹氏はテレ朝生中継で解説「翔平の楽しそうな笑顔を見るのは一番うれしい」

4回、タッチアップで三塁へスライディングするエンゼルス・大谷（AP）
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　元日本ハム監督で、侍ジャパン前監督の栗山英樹氏（62）が12日、テレビ朝日系列の大リーグ球宴の生中継に特別解説として出演。日本ハム監督時代の教え子であるエンゼルス・大谷翔平投手らのプレーに熱視線を送った。

　球宴の試合前。大谷の映像が流れると、日本のスタジオにいた栗山氏は「個人的には、翔平が凄く楽しそうな笑顔を見るのは一番うれしい時間でもありますよね」と声を弾ませた。

　打席では「初めてのことをやってくれるタイプ」と日本選手初の柵越えでの本塁打を期待。結果は空振り三振、四球の2打席でベンチに退いた。

　四球について栗山氏は「無理やりいきたくなるような周りの空気だと思いますけど、しっかり自分の仕事。いい打席だったなと思って見てます」としつつ「ホームラン、見たかったですね」と本音も口にした。

　ともに世界一に輝いた今年3月のWBCから、大谷は全力で駆け続けている。栗山氏は「ここからですよね。一気に（シーズンを）突き抜けてほしい」と大きな期待を寄せた。