ブルージェイズ・ゲレロ 史上初の親子制覇で本塁打競争初V 21年大谷退けたHR王「とてもハッピー」

[ 2023年7月12日 02:30 ]

ホームランダービーで初優勝したゲレロ(AP)
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 オールスター戦前日恒例の本塁打競争はブルージェイズ・ゲレロが初優勝を飾った。21年には大谷と最後まで競り合い、2本差の48発で本塁打王に輝いたライバルの一人。決勝では25―23でWBCメキシコ代表のレイズ・アロザレーナを下し、4万6952人の前で合計72本のアーチを描いた。

 殿堂入りしている同名の父も07年に優勝しており、史上初の親子制覇。「(まだ8歳だった)07年のことはほとんど覚えていない」と苦笑いしながらも、「父と僕が共にダービーを勝てたのはとてもハッピーだし、誇らしい」と胸を張った。

 ≪こちらも史上初!地元マリナーズ・ロドリゲスが41発≫地元マリナーズのロドリゲスが1回戦で史上最多となる41本を放った。「フリオ」コールの中、ボーナスタイムを加えた4分間で打ちまくり、バットを放り投げて大絶叫した。19年にゲレロがマークしたラウンド記録の40本を更新。スタンドはこの日一番の盛り上がりで、過去2度優勝のメッツ・アロンソを下したが、準決勝でゲレロに1本差で敗れた。

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