中日・涌井 移籍後初勝利に「一安心」 7回3失点で4試合連続好投の秘けつ「今は楽しく投げられている」

[ 2023年4月26日 21:37 ]

セ・リーグ   中日6-3広島 ( 2023年4月26日    マツダ )

<広・中>移籍後初勝利を挙げた涌井(左)はR・マルティネスからウイニングボールを受け取る (撮影・奥 調)
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 中日の涌井秀章投手(36)が26日の広島戦(マツダ)に先発登板し、7回3失点の好投で移籍後初勝利を挙げた。

 4度目の先発でようやく移籍後初勝利を挙げた涌井。試合後のインタビューでは「まずは一安心ですね」とホッとしていた。

 ここまで3試合を投げて0勝3敗と好投しながらも勝ち星に恵まれなかったが「自分の仕事をするだけなので。ゲームをつくることを心掛けた」と、この日も7回3失点と安定感抜群の投球だった。

 登板した3試合で打線の援護は1点だけだったが、この日は6得点と奮起。これに「先制してもらって、中押し、ダメ押しとしてもらったので、非常に楽しく投げられました」と感謝した。

 これで1勝3敗ながらも防御率は2・88と好投が続く要因について「本当に今は楽しく投げられているので、それが一番だと思う」と振り返った。そして「次もいいピッチングができるように調整していきたい」と、ここから勝ち星を積み重ねていく。

 涌井は西武、ロッテ、楽天に続く4球団目勝利となり、プロ野球通算155勝目。4球団で勝利を挙げるのは19年の寺原隼人のダイエー、横浜、オリックス、ヤクルト以来となった。

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