悩める阪神・青柳にリフレッシュ休暇 当初28日予定もローテ再編で5月2日・中日戦へ

[ 2023年4月26日 05:15 ]

キャッチボールを行う青柳(撮影・大森 寛明)
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 25日の巨人戦の雨天中止を受け、阪神は先発ローテーションを再編する。

 26日は西勇のスライド登板が決定。左肩違和感から復帰し27日の巨人戦で今季初先発予定だった伊藤将については岡田監督が「そのままいく」と、日程を動かすことなく同戦に起用する考えを明かした。

 また、すでに登板予定を2度雨で流している大竹は28日からのヤクルト戦(神宮)に回ることが決定的。指揮官も早大出身の左腕が神宮球場になじみ深いこともあり「まぁ(大学時代に)慣れたとこで投げてもええけどな、大竹は」と敵地での起用を示唆した。26日からの巨人戦2試合は西勇、伊藤将、28日からのヤクルト3連戦は大竹、村上、才木を投入する。

 そしてエースは…。当初28日に先発する予定だった青柳は、この日のローテーション再編によって登板間隔をあけることが可能となり、中10日で5月2日の中日戦(甲子園)に向かうことが濃厚となった。開幕投手を務めた右腕は初登板で1勝目を挙げたが、直近2試合は本調子にほど遠い内容。21日の中日戦(バンテリンD)では2回2/3を4失点でプロ最短ノックアウトと、不振に苦しんでいる。

 この日、ブルペン投球を行った青柳は復調へ向け、懸命に修正に取り組んでいることを明かした。

 「直すところはありますし、悪い時はだいたい(原因は)全部一緒なんで。もちろん投げないと分からないので、そうやって(ブルペンで投げて)いかないと。映像も見ていますし、周りの意見も聞いています。普段から見てくれているブルペン捕手、投手コーチの意見も聞きながら。自分の良い時を知っている人は多いので、その人の見た目の感覚とか。そういう話は聞いている。悪い時は絶対に原因があるので」

 本来の姿を取り戻すためにも、大きな意味を持つ中10日の登板間隔。それを生み出した雨天中止を“恵みの雨”としてみせる。

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2023年4月26日のニュース