中日・涌井が移籍後初勝利 4度目の先発でようやく!7回3失点で4球団目勝利

[ 2023年4月26日 21:34 ]

セ・リーグ   中日6ー3広島 ( 2023年4月26日    マツダ )

<広・中>力投する先発の涌井(撮影・奥 調)
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 中日の涌井秀章投手(36)が26日の広島戦(マツダ)に先発登板し、7回3失点の好投で移籍後初勝利を挙げた。

 楽天からトレード移籍し、今季は3試合に登板して0勝3敗も防御率2・50。好投しながらも打線が3試合で1得点しか奪えず、勝ち星に恵まれなかった。移籍後初勝利へ25日の広島戦で今季4度目のマウンドに上がる予定も雨天中止。スライド登板となったものの、きっちりと試合をつくった。

 初回、2回と無失点に抑えると、3回に打線が2点を先制。だが、直後の3回に2死三塁から中前打、四球、中前打で2失点して追いつかれた。それでも、打線が4回1死三塁から相手のパスボールで1点を勝ち越し、5回にも1点を奪って援護した。

 援護をもらった涌井は4回以降、広島打線に付け入る隙を与えず3イニング連続3者凡退。7回に先頭の西川にソロ本塁打を浴びたものの、崩れず最少失点で切り抜けた。すると、直後の8回の攻撃で岡林が2点タイムリーを放つダメ押し二塁打で点差を3点に広げ、勝利をグッと近づけた。

 涌井は7回105球を投げて5安打7奪三振3失点で勝利投手の権利を持って降板。そして、救援陣がリードを守り切り、移籍後初勝利を飾った。これで西武、ロッテ、楽天に続く4球団目勝利となり、プロ野球通算155勝目。4球団で勝利を挙げるのは19年の寺原隼人のダイエー、横浜、オリックス、ヤクルト以来となった。

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