落合博満氏 世界に通用するガンダムにするために「1番成功する確率が高い」と語ったこと

[ 2023年4月26日 17:15 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。ガンダム通で知られる落合氏が、4月9日から放送が始まった「機動戦士ガンダム 水星の魔女」Season2(TBS系、日曜後5・00)について深い知識を披露した。

 今回は、4日に配信された動画でゲストとして登場した「水星の魔女」エグゼクティブプロデューサー(EP)の小形尚弘さんが落合氏に斬り込むといった新しい形で進行した。

 小形EPは動画の最後に「この『水星の魔女』も今、世界展開というかグローバルに展開するために、もう日本のオンエアとほぼ同時に海外で配信がスタートしたりだったりとか世界中でもう見られるように
なってるんですけど。これ野球選手もあると思うんですけど、世界に通用するガンダムってどうすればいいかなって日々考えているんですけど」と落合氏に意見を求めた。

 それに対して落合氏は落ち着いた語り口で「要は育ったところ(日本)でちゃんとした基盤を作って、力をつけてそれで海外に出ていくっていうのが1番成功する確率の高いものだと思うしね。世界が注目してるからっていって日本を差し置いて海外向けで作るっていうのは、あんまり賛成はしないね」と自身の考えを伝えた。

 小形EPは「確かにガンダムはこの40…まああ、もうすぐ45年とかなんですけど、やっぱり日本のIP(知的財産)というか作品っていうところで、まあ、ガンプラもそうなんですけど。基本、日本でやっぱり作って育ってきてるって部分はありますので、これからもそれを大事にして作品作っていければと思います」と真摯に答えた。

 落合氏と小形EPとの“異業種交流”は、実り多きものとなった。そして次回にはチーフガンダムオフィサー(CGO)の藤原孝史さんが登場すると予告された。
 

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月26日のニュース