日本S大接戦に、ネット早くも36年ぶりの「第8戦」期待　延長無制限の戦いを「こうなったら観たい」

SMBC日本シリーズ2022第5戦   オリックス6―4ヤクルト （ 2022年10月27日    京セラD ）

＜オ・ヤ＞9回2死一塁、吉田正（右）のサヨナラ2点本塁打にわくオリックスナイン（撮影・北條　貴史）
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　オリックスとヤクルトの日本シリーズ第5戦が27日、京セラドームで行われ、オリックスがヤクルトに6―4のサヨナラ勝ちで2連勝。対戦成績を2勝2敗1分けのタイに戻した。

　オリックスは1点を追う9回、1死二塁から西野が、マクガフへ強烈なゴロを放ち、これをマクガフが弾く。慌てたマクガフは一塁へ悪送球となり、二塁走者の安達が生還した（結果は投安とマクガフの失策）。同点に追いつくと、2死一塁から、吉田正が右翼席へこの日2本目となるサヨナラ2ランを叩きこんだ。

　25日の第3戦こそ、ヤクルトが7―1と快勝したが、それ以外の4戦はいずれも2点差以内の大接戦。昨年もヤクルトとオリックスは全6試合が2点差以内の大接戦を演じたが、今年も互いに譲らない熱戦となっている。

　これで30日の第7戦まで行われることが確定した。ネットでは早くも「第8戦までもつれ込んでほしいなあ」「こうなったら第8戦が観たい」の声があがった。第8戦以降は延長回の制限なく行われるため「8戦までもつれ込んだら、投手どれだけ残っているのかな」などの声もあった。第8戦は第7戦の翌日、第7戦と同じ神宮球場で行われる。さらに第9戦が必要な場合、1日移動日を設け、京セラドームで行われる。

　日本シリーズで第8戦までもつれ込んだのは1986年の西武―広島の1度だけ。このシリーズは第1戦で引き分けたが、西武が1分け3敗の状況から4連勝して日本一となった。