どうだ!!! 40歳の青木宣親が勝ち越し打で猛打賞 雄叫び&ガッツポーズで“お役御免”

[ 2022年10月27日 21:04 ]

SMBC日本シリーズ第5戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月27日    京セラD )

<オ・ヤ>6回、青木が勝ち越し適時二塁打を放ちベンチを鼓舞する(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの青木宣親外野手(40)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第5戦(京セラD)で6回の勝ち越し適時打を含む3安打猛打賞。さすがの存在感を放って途中交代した。

 「6番・左翼」で今シリーズ初スタメンとなった前日26日の第4戦では2打数1安打1四球と結果を残したが、「2番・左翼」で先発出場となったこの日はさらなる進化を見せた。

 2―3で迎えた6回、まずは長岡の右前適時打で3―3と追いつき、なおも2死一、二塁で迎えた第4打席だった。この回から登板した相手3番手右腕・近藤がカウント1―1から投じた3球目、真ん中にきたフォークボールを捉えると、打球は右翼線を破る二塁打に。同点打を放った二走・長岡が勝ち越しのホームを駆け抜けると、青木は雄叫びを上げてガッツポーズをさく裂させた。

 直後に代走・丸山和が出て青木は“お役御免”。日米で活躍してきた安打製造機の見事なまでの一打だった。青木は「打ったのはフォーク。甘くきたところは全部打ちにいくという気持ちで打席に入りました。良いところを抜けてくれて良かったです」と振り返った。

 なお、日本シリーズで40代の選手が猛打賞をマークするのは1996年第1戦の巨人・落合博満(42歳10カ月)、2012年第5戦の日本ハム・稲葉篤紀(40歳2カ月)に続いて3人目。40歳9カ月の青木は史上2番目の年長記録となった。

 【青木宣親の2022年ポストシーズン全打席】
12日 阪神戦 出場なし
13日 阪神戦 左飛
14日 阪神戦 死球

22日 オリックス戦 空三振
23日 オリックス戦 空三振
25日 オリックス戦 出場なし
26日 オリックス戦 右安、二併打、四球
27日 オリックス戦 右安、空三振、中安、右2

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