高津監督「誰が打ってもヒット1本は1本なんだけれどもチームに与える影響が違う」と青木絶賛

[ 2022年10月27日 23:07 ]

SMBC日本シリーズ第5戦   ヤクルト4―6オリックス ( 2022年10月27日    京セラD )

<オ・ヤ>6回、適時二塁打を放ち吠える青木(撮影・岡田 丈靖)
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 ヤクルトの青木宣親外野手(40)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第5戦(京セラD)で一時は勝ち越し点となる適時二塁打を含む3安打猛打賞。さすがの存在感を放ったが、チームは青木が途中交代した後の9回に3点を失ってサヨナラ負けを喫した。これで2勝2敗1分けのタイに追いつかれたヤクルト。移動日を挟み、29日にはヤクルトの本拠・神宮で第6戦が行われる。

 無念の敗戦となった青木だが、日本シリーズで40代の選手が猛打賞をマークするのは1996年第1戦の巨人・落合博満(42歳10カ月)、2012年第5戦の日本ハム・稲葉篤紀(40歳2カ月)に続いて3人目。40歳9カ月の青木は史上2番目の年長記録となった。

 守護神のマクガフが1点リードを守れず、9回に追いつかれた後で吉田正にサヨナラ2ランを浴びるという衝撃的な敗戦。試合後、高津臣吾監督(53)は昨年の日本シリーズ第1戦(京セラD)で2点リードの9回に登板しながら1死も取れずに3失点し、吉田正にサヨナラ二塁打を打たれて敗戦投手となったのに続いてまたも吉田正にしてやられたマクガフについて「先頭のフォアボールが痛かったですね」と振り返ったが、青木については「誰が打ってもヒット1本は1本なんだけれども、やっぱりああやってベテランが打つ1本と、やっぱりチームに与える影響って意味がちょっと違ってくるので、非常に昨日に引き続き、すごくいいバッティングだったと思いますね」と絶賛だった。

 【青木宣親の2022年ポストシーズン全打席】
12日 阪神戦 出場なし
13日 阪神戦 左飛
14日 阪神戦 死球

22日 オリックス戦 空三振
23日 オリックス戦 空三振
25日 オリックス戦 出場なし
26日 オリックス戦 右安、二併打、四球
27日 オリックス戦 右安、空三振、中安、右2

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