「感無量です!」を連発!劇的サヨナラ弾のオリックス・吉田正「あさって頑張ってきます!」

[ 2022年10月27日 22:35 ]

SMBC日本シリーズ2022第5戦   オリックス6-4ヤクルト ( 2022年10月27日    京セラD )

日本シリーズ<オ・ヤ> 9回、サヨナラ弾を放ち歓喜の輪に飛び込む吉田正(撮影・大森 寛明)
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 オリックスは「SMBC日本シリーズ2022」の第5戦で、ヤクルトにサヨナラ勝ち。9回に同点に追いつくと、主砲・吉田正が右翼席へ2ランを放ち試合を決めた。

 興奮冷めやらぬまま、お立ち台に上がった主砲は万雷の拍手に「感無量です!」と第一声。1点を追う9回、先頭・安達が四球を選んで出塁すると、1死二塁から西野の内野安打が敵失を誘って同点。2死一塁で打席が訪れた。

 「西野選手が気迫のつなぎで、なんとか打席回って来たので、2死一塁だったので、自分のスイングを心がけて打席に入りました」。マクガフの高めに浮いたスプリットを振り抜くと、打球は一直線で右翼最上段席へ。特大のサヨナラアーチの感触を問われると再び「感無量です!」と感情を爆発させた。

 ダイヤモンドを一周すると、待ち構えていたナインの前でジャンプをしながらホームイン。手洗い祝福を受け「本当に皆で勝ちを取るために必死で一戦一戦戦っているので、皆さんで喜びを分かち合えたのでうれしく思います」と笑みが止まらなかった。

 これで対戦成績を2勝1分け2敗のタイに戻し、29日から敵地で試合に臨む。「今日で最後の京セラドームの試合だったんですけど、たくさんの方に応援いただいてタイに持ち込めたので、神宮でも一戦必勝でしっかり戦っていきたいと思います」と決意。

 昨年は同じヤクルト相手に日本一を逃しただけに「体もちょっとしんどくなってきましたけど、チャンスつかめるところまで来てますので、あと2勝ありますけど、まず1勝目指して、あさって頑張ってきます!」と力強く宣言した。

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2022年10月27日のニュース