オスナまた打った!初回に先制打 CSのMVP男、日本シリーズ5戦でもこれで18の10、5打点に

[ 2022年10月27日 18:55 ]

SMBC日本シリーズ2022第5戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月27日    京セラD )

<オ・ヤ>初回2死一、二塁、オスナは中前に先制適時打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 ヤクルトのホセ・オスナ内野手(29=ベネズエラ)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第5戦(京セラD)で初回に先制適時打を放った。オスナはこれで日本シリーズ全5試合で安打を放ち、5打点目となった。

 「5番・一塁」で先発出場。初回、青木の安打と山田の四球出塁で築いた1死一、二塁で相手先発左腕・田嶋が投じた初球だった。外角高めへの140キロ直球を迷いなく振り抜くと、打球は中前へ。40歳の二走・青木が先制のホームインを果たすと、オスナの笑顔が弾けた。

 オスナは「打ったのはストレート。若い投手が先発しているので先に点をとってあげたいという気持ちでした。昨日の嫌な流れを切って先制できて良かったです」とコメント。0―1での今シリーズ初黒星から一夜明けた第5戦に新人として球団30年ぶりとなる日本シリーズ先発マウンドに上がっているドラフト1位左腕・山下にとっても大きな1点となった。

 オスナは阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(神宮)では3戦2発5打点と大暴れしてMVPを獲得。日本シリーズに入ってからも開幕から3試合連続マルチ安打をマークした。前日26日の第4戦では4打数1安打で連続マルチ安打は途切れたが、それでも試合前までの日本シリーズ全4戦で安打を放ち、チームトップの打率・529(17打数9安打)。この日の第1打席も安打で、打率・556(18打数10安打)となった。ヤクルトが球団初の2年連続日本一を達成すればMVPの有力候補となる。

 【オスナの2022年ポストシーズン全打席】
12日 阪神戦 左本、中2、遊ゴ、見三振
13日 阪神戦 中飛、遊失、左本、三飛、四球
14日 阪神戦 右飛、右飛、二飛、二飛
※12打数3安打、2本塁打、5打点

22日 オリックス戦 左2、左中本、四球、右安
23日 オリックス戦 左安、右飛、右安、中安、空三振、空三振
25日 オリックス戦 左2、一ゴ、四球、空三振、中安
26日 オリックス戦 遊ゴ、左安、二ゴ、右飛
27日 オリックス戦 中安
※18打数10安打、1本塁打、5打点

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