ソフトバンクのドラ6、桐蔭横浜大・吉田 闘志メラメラ!目標は「3割、30本、100打点」

[ 2022年10月27日 05:00 ]

指名あいさつを受け、笑顔の桐蔭横浜大・吉田(中央)(撮影・柳内 遼平)
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 ソフトバンクドラフト6位、桐蔭横浜大の吉田賢吾捕手(21)が26日、横浜市内の同校で福山龍太郎アマスカウトチーフ、松本輝アマスカウトから指名あいさつを受けた。リーグ戦通算13本塁打を誇る「打てる捕手」は「期待が伝わってきた」と言葉を弾ませ、侍ジャパンでも扇の要と期待される正捕手・甲斐について「追い抜いていかないといけない。チャンスをつかみたい」と闘争心をメラメラと燃やした。

 下位指名となったが、二塁送球タイムは1秒8台の強肩に加え、捕手としての打撃力はアマチュア球界トップクラスの右打者。リーグ戦では3年秋に5本、4年春に6本、今秋は2本のアーチを放つなど直近1年で本塁打を量産中だ。三振も少なくミート力があり、守備の負担の大きい捕手ながら4年春はリーグ3冠王に輝いた。

 評価を聞かれた福山アマスカウトチーフは「ヘッドの出方は内川(聖一)のよう」、「中村晃を右にしたような」とソフトバンクの黄金期を支えた2人の名前を挙げ、広角に長打を放てる打撃を表現。「まさか、まさか(6位に)いるとは、という選手」と驚きつつの指名だったと明かし、にやりと笑った。

 吉田の掲げた目標は「3割、30本、100打点」。達成すれば球団の捕手では城島健司(現会長付特別アドバイザー)がダイエー時代の03年(打率・330、34本塁打、119打点)に記録して以来の「大台」となる。 (柳内 遼平)

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