阪南大が1部残留 垣下監督「今年で一番いい試合ができた」近畿学生野球

[ 2022年10月27日 15:57 ]

近畿学生野球入替戦3回戦   阪南大8―0神戸医療未来大 ( 2022年10月27日    豊中ローズ球場 )

1部残留を決めスタンドの応援団と喜ぶ阪南大の選手たち
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 阪南大が1部残留を決めた。8回2死一、二塁で3番・広岡寿将(3年=四国学院大香川西)が左翼越えに3ランを放ち、コールド勝ちが決まると、一塁側ベンチから選手たちが笑顔で試合終了の列に加わった。

 「今年で一番いい試合ができたと思います。4年生たちが試合に出ている子も出ていない子も本当によくやってくれた」

 垣下真吾監督は、こみ上げてくる感情を抑えながら試合を振り返った。

 初回2死満塁で6番・吉見和航(1年=市和歌山)が中前に2点適時打を放ち、先制した。1、2回戦は代打起用だったが「やってくれると思っていました」と垣下監督。3回無死満塁では5番・藤原稜(4年=北海)のスクイズと押し出し四球で2点を加えた。さらに、8回には1番・藤原圭悟(4年=常磐)の右前適時打で5点目をたたき出し、松田陸斗(3年=米子松蔭)が右前打で続き、広岡の劇弾につながった。

 初回の先制点を呼び込む二塁打を放っていた藤原圭は「プレッシャーはあったけれど、楽しかった」と野球生活最後の試合を笑顔で終えた。8回を4安打無失点と完璧な投球を見せた竹内勇輝(3年=鳴門)は「気持ちを作ってマウンドに上がりました。先制点をややらないことと、点を取られても最少失点でいう気持ちで」と、冷静な投球が好結果を生んだようだった。

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2022年10月27日のニュース