巨人・大勢“疲労困敗” プロ初の回途中降板 桑田コーチ「大事に使っていきたい」

[ 2022年9月10日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―3中日 ( 2022年9月9日    東京D )

<巨・中>延長10回、降板しベンチで汗をぬぐう大勢(撮影・久冨木 修)  
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 巨人は1点を追う9回に丸の25号ソロで同点としたが、延長10回に大勢が勝ち越しを許し敗戦。原監督は「ここは越えないとね」と、新人守護神を評した。

 大勢は先頭の岡林に四球を許すと無死一、三塁から阿部にセーフティースクイズを決められ、なお1死三塁でビシエドに右前適時打を浴びた。ここまでリーグ2位タイの32セーブも、同点のケースでは6日のDeNA戦に続いて2試合連続で敗戦投手に。回の途中での降板はプロ入り後初めてで、桑田投手チーフコーチは「明らかに疲労が蓄積している。ただ残り少しなので、壊れないように大事にしながら僕は使っていきたい」と思いやった。

 長嶋終身名誉監督が6日に緊急入院して以降、7、8日のDeNA戦は2連勝を飾ったが、この日は病床に白星を届けることができなかった。(花里 雄太)

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2022年9月10日のニュース