巨人・元木ヘッド「まだまだ諦めちゃいけない」大逆転CSへ執念 岡本和3安打も「本調子じゃない」

[ 2022年9月10日 17:34 ]

セ・リーグ   巨人2―5中日 ( 2022年9月10日    東京D )

<巨・中>8回、安打を放つ岡本和(撮影・光山 貴大)
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 逆転でのCS進出を目指す5位巨人は最下位の中日に連敗を喫して借金7。9月1日以来9日ぶりとなる4位浮上に失敗し、7月6日に最大8ゲーム差あった最下位・中日に2ゲーム差と迫られた。あす11日にも2年連続のV逸が決定する。

 中日先発左腕・小笠原に4回2死から丸が四球を選ぶまでパーフェクト投球を許し、5回先頭の5番・岡本和が放ったポテンヒットのみのわずか1安打で7回まで試合が進行。0―5で迎えた8回に岡本和と坂本の安打で好機を築き、大城の中前適時打で小笠原から2点を奪って降板に追い込んだものの及ばなかった。

 試合後、元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)は小笠原について「真っすぐもコントロールが非常に良かった。昨日の大野(雄大)投手同様、同じ攻め方をされている」とコメント。8月11日から4番を外れている岡本和がチームの5安打中一人で3安打を放って猛打賞をマークしたことについては「本塁打も出始めないと本調子じゃないし。ヒットは出るのはうれしいけど」と慎重に発言した。

 これで残り13試合。大逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ「まだまだ諦めちゃいけないし、最後まで全力で戦う姿を見せないと。そういう気持ちでやっています」とネバー・ギブアップ精神を強調していた。

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2022年9月10日のニュース