西南大 プロ志望届を提出している小中が3安打1本塁打とアピール

[ 2022年9月10日 19:05 ]

九州六大学野球秋季リーグ第2週初日   西南大8―1九州大 ( 2022年9月10日    桧原 )

<西南大・九州大>初回に同点本塁打を放った小中
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 西南大はプロ志望届を提出している小中健蔵内野手(4年)が「3番・三塁」で先発出場し、3安打とアピールした。

 1点を追う初回に右越えに同点本塁打を放った。5日の試合に続く2試合連続弾に「打った瞬間いったと思いました」と笑みを浮かべた。相手先発の田中には春季リーグで抑えられていたという。「悔しい気持ちがあった。今度は打ってやろうと思っていました」と話した。

 小中は6月には西南大の選手として初めて大学日本代表選考合宿に参加。チームメートの辰巳とともにプロ志望届を提出した。西南大からプロ野球選手が誕生すれば西武、中日で通算107安打を放った蓬莱昭彦以来43年ぶりとなる。

 チームは2勝1敗で白星が先行。小中は「自分はアピールをしていかないといけない。チームとしてはは全国大会に出ることが目標。一戦必勝で頑張っていきたい」と話した。

 ◇小中 健蔵(こなか・けんぞう)2000年(平12)8月6日、福岡県糟屋郡生まれの22歳。小学1年時にソフトボールを始める。小学4年から志免ボーイズに所属。中学時代は粕屋ボーイズ。高校は九産大九州に進学し、3年夏は決勝で敗戦。1メートル81、85キロ。右投げ左打ち。

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